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MY RESEARCH BLOG
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論文が公開されたり
今年度は研究費が足りなくて、これまでに貯めたデータを供養する期間としているのですが、昨年からの持越しも含めてここまでに3本の論文がアクセプトされました。 ひとつはグルーヴ感の神経基盤についての論文で、シンコペーションを入れて複雑さを操作したリズムパターンを聞いているあいだの脳波を測定したところ、グルーヴ感に対応して前頭部のシータ波が強くなっていることを報告したものがMusic Perceptionにアクセプトされました。ただ、5月にアクセプトの連絡は来たものの、事務的な作業は滞っているようで、著者校正の段階にすらまだ進んでいません…。 二つ目は前回の投稿でプレプリントを投稿したと書いたものですが、SCANにリジェクトされた後Biological Psychologyに投稿し、なんとかかんとかこちらは7月にアクセプトされました。こちら、孤独感が高い人と近い人では、身体内部の状態についての気づきやそれに対する対応といった点で違いが見られ、安静時の脳波から得られた心拍誘発電位にも違いが見られる、ということを報告しています。レビューアーよりも長いコメント

Kentaro Ono
9月7日
論文(原稿)をPsyArxivにアップロードしました
最近は孤独感の個人差に興味があり、色々と調べています。その中で、質問紙を使った研究は多いものの、脳機能との関連を調べたものは意外に少ないのではと思い、そちらの視点から孤独感の発生メカニズムの解明に取り組んでみようと思っています。 特に、身体内部の状態に対する感覚である内受容感覚に注目して、その感度と孤独感の強さとのあいだに何かしらの関係があるのではないか?と思い、少しずつ調べていたのですが、先行研究がほとんどないことに気がつき、それではとやってみたのがこの論文になります。 ( リンク はこちら ) 孤独感の強さはUCLA孤独感尺度という質問紙で測り、そして内受容感覚のsensitivityを測るとされる心拍カウント課題と心拍弁別課題、そして内受容感覚のsensibilityを測るとされる質問紙によるアプローチでMAIA、さらに安静時の脳波から内受容感覚と関わりの強い心拍誘発電位(heartbeat evoked potential)を求め、それら内受容感覚の指標とされるものと孤独感との関係性を検討しました。 まだ投稿したばかりで査読も受けていない

Kentaro Ono
1月8日
論文がアクセプトされました!
あけましておめでとうございます。 年末といいますか、12月の頭にひとつ論文がアクセプトされました。 Stream segregation reduces the subdivision cost in auditory-motor synchronized tapping https://doi.org/10.1016/j.heliyon.2025.e44319 私はアマチュアのオーケストラでチェロを弾いているのですが、ゆっくりとしたフレーズを弾いているとだんだんと拍がわからなくなってきて、延び延びになってしまいます。そういうとき、指導者からは「裏拍を感じなさい」とよく言われるのですが、実際それを意識するとあまり延びないような気がします。なぜでしょうか? 実は、裏拍を感じることで音に対する同期運動の精度が良くなるということを示した研究があります。ピッピッピッと鳴る音にタイミングを合わせて指でタッピングをするという同期タッピング課題において、同期すべき音と音のあいだ(裏拍のタイミング)に余分な音を加えてやると、同期すべき音とタッピングのずれが小さく

Kentaro Ono
1月8日
グルーヴ感を反映する脳波についてのPreprintをPsyArxivにアップしました!
音楽を聴いているとき、知らず知らずのうちに身体がリズムに合わせて動いたりすることはよくありますが、なぜでしょうか?リズムに合わせて身体を動かしたくなる感覚のことをグルーヴ感と呼びますが、リズムとグルーヴ感のあいだには、単純すぎたり複雑すぎたりするリズムよりも、ほどよい複雑さ...

Kentaro Ono
2025年6月8日
近況など
新年度を迎えましたが、気がつけばまた一年ほど放置していました。 昨年度はムーンショットが打ち切られたり、それによって研究員や補助員の方々が辞めたり、この先どうするよという話で満たされていたのですが、年が明けて新しい部門が立ち上がったことで、また新たな時代が始まればよいのです...

Kentaro Ono
2025年4月1日
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