タイトルの通りなのですが、心理学系のメジャーな?雑誌であるPerceptionから私のところに書評の依頼が来まして、恐れ多くも書かせていただきました。
Physiological Influences of Music in Perception and Actionという本で、Elements in Perceptionというシリーズ物のうちの一冊です。本とはいうものの、中身は論文のレビューなので大したことは書かれていないのですが、音楽を聴いているときや演奏中の心拍や呼吸といった生理指標の反応についての最近の研究をまとめたものです。よくまとまっていると思うのですが、17ポンド (約3000円) 払ってまで買う必要があるのかといえば微妙なところです。それでも論文をひとつひとつ探してという手間を考えると、時間をお金で買うという意味では有意義な買い物になるかと思います。
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